市政トピックスの新着情報
日本共産党が予算組み替え動議を提出
日本共産党名古屋市議団は3月19日に予算組み替え動議を提出。岡田ゆき子議員が提案説明を行いました。その内容を紹介します。
日本共産党名古屋市会議員団を代表し、新年度名古屋市一般会計予算の組替えを求める動議について、ご説明申し上げます。
物価高が留まることなく、市民の暮らしと営業を圧迫し続けています。この物価高から市民生活を守るために、以下の方向で、予算案の抜本的な組替えを提案します。
第1に、最高減税額が492万円にも上る、市民税減税を中止して、高額所得者には応分の負担を求め、公平な税制に戻します。
第2に、名古屋城天守閣の木造復元、木曽川水系連絡導水路事業への出資、中部国際空港の代替滑走路、名駅南地下公共空間整備など、不要不急の大型開発事業を見直し、市民税減税の中止とあわせて、約120億円を確保します。
第3に、確保した財源を使い、公の施設使用料・手数料の値上げを中止します。生活保護世帯向けの上下水道料金減免制度を継続し、国民健康保険料・後期高齢者医療保険料の値上げを中止します。敬老パスの負担金の引き下げと加齢性難聴者の補聴器購入補助制度を早期に実施します。在宅高齢者、障害者、子どもがいる低所得者世帯へのエアコン等設置助成を行います。高等学校給付型奨学金の対象を全非課税世帯へ広げ、奨学金返還支援制度は、あらゆる分野で働く若者を対象に創設し応援します。
3月5日 2月定例会 田口一登議員が個人質問
弥富相生山線 工事再開予算は取り下げを
田口一登議員(天白区)は3月5日の市議会で、弥富相生山線の工事再開について質問しました。
道路廃止方針 広沢市長答弁避ける
来年度の市予算案には、「折衷案の実現」と称した弥富相生山線の調査・設計費が計上されています。
田口議員は、広沢市長に「市長は市長選挙のマニフェストで、『河村たかしの政策を丸ごと継承』と公約された。そうであれば、相生山の道路事業廃止の方針も継承すべきではないか」と質問。
しかし市長は、「河村前市長も折衷案が必要と判断して進めてきたものであり、私も折衷案が必要と判断している」と、道路廃止方針の存廃について答弁を避けました。
河村前市長は退任するまで、道路廃止の方針には変更がない考えを示していましたが、広沢市長は、なし崩し的に転換したことになります。
折衷案は当初の計画の焼き直し
田口議員は、折衷案なるものの内容について市緑政土木局長に質問しました。折衷案は当初の計画と同様の「片側1車線、片側歩道」。同局長が「当初計画と概ね同程度の幅員になる」と答弁したので、おそらく幅員12mの道路でつなぎ、一般車両を通すというものです。自然環境に配慮した対応も、夜間の通行「制限」を「今後検討するというだけで、自然環境を保全する保障はありません。
同局長は、「(未着手区間の)すべてを橋りょう形式でつなぐことが可能」と答弁しました。
3月1日に天白区役所で開かれた折衷案に関する説明会で当局は、橋りょう形式の道づくりとして、国営越後丘陵公園の事例を紹介していました。田口議員は「説明会に参加した市民が同公園に問い合わせたところ、『園内には一般車両は入れない』とのことだった。越後丘陵公園の事例は園路であって、一般車両を通す弥富相生山線と比べることはできない」と指摘。当初の計画の焼き直しであり、とても折衷案などと言えるものではないことがはっきりしました。
市民への説明会に市長の姿なく
3月1日に開かれた折衷案の説明会は、市民団体と地元4学区住民などとに対象を2回に分けて、どちらも会場一杯の市民が詰めかけました。
しかし会場には、広沢市長の姿はありませんでした。参加した市民からは、「なぜ市長が来ないのか」「市長は判断を変えた理由を市民に説明すべきだ」「再度説明会を開催してほしい」という声が噴出。
広沢市長は、住民の意向を直接聞く場を設けずに工事再開に舵を切るという重大な判断を下し、その後も自らの言葉でその理由を市民に説明していません。
市長「再度開催する予定はない」
田口議員は、「再度説明会を開いて、こんどは市長も出席して、説明すべきではないか」と求めました。
市長は「説明会では市からしっかりと説明することができた。再度開催する予定はない」と拒否しました。
工事再開予算は取り下げを
田口議員は、「地元4学区住民などを対象とした説明会でも、発言者の6割が、道路を通すことに否定的な意見だった。折衷案にたいして市民の理解は得られていない」と指摘。工事再開に向けた予算はいったん取り下げて、市長自らが住民の意見を直接聞く場を設けることを求めました。
広沢市政の予算案は、物価高に苦しむ市民の願いに逆行
日本共産党名古屋市会議員団は27日、広沢市長が2月定例会に提出した2026年度予算案に対する見解を発表しました。以下、全文です。
一、広沢市政による名古屋市の2026年度予算案は、富裕層優遇の市民税減税を継続する一方、公共施設使用料を一斉に値上げし、生活保護世帯の水道料金減免制度も廃止するなど、物価高で苦しむ市民が切実に求めている市民負担の軽減に、まったく逆行する予算案となっている。
一、歳入面では、個人所得の増加などで市税収入は前年度当初予算を上回る見込みだが、アジア・アジアパラ競技大会の市負担額が当初公表額243億円から1019億円に膨れ上がり、市債返済用の基金440億円を取り崩すなど、「財政は極めて厳しい状況」(市長提案説明)である。
広沢市長は歳入確保策として今年10月から、スポーツ施設や文化小劇場など約750施設の使用料を一斉に値上げする方針である。施設利用の抑制、市民活動の抑制につながりかねず、撤回を求める市民の声が広がっている。
値上げの理由について市は、「(経常経費の増加で)公費負担が基準を超えており、施設を利用しない方の負担が増加している状況にあることから、負担の適正化を図る」(財政局「市の考え方」)などとしている。
しかし、公費負担が増えているのは物価高騰という社会的・外的要因によるものであり、施設サービスの向上でも、利用者の過失によるものでもない。
そもそも公共施設は、「住民の福祉を増進する目的」(地方自治法244条)で設置されている公共インフラである。気軽に利用できることでコミュニティの活性化や孤独の解消につながり、結果的に社会保障費の抑制にも効果をもたらす。また、趣味の教室や展覧会など市民の多彩なイベントが行われることで、飲食店や交通機関の利用が促進するなど、地域社会全体に利益をもたらしている。
公共施設の受益者は市民全体である。利用者のみに負担を押し付けるのは筋違いである。
また、粗大ごみ手数料を1500円以内から2500円以内に値上げするなど、手数料の値上げも強いようとしている。
一、広沢市政はさらに、いまでも高すぎる国民健康保険料や後期高齢者医療保険料を値上げする。
生活保護受給世帯向けの上下水道料金の減免制度も廃止する方針である。
物価高騰で厳しい生活を強いられている市民に、さらなる追い打ちをかけることは断じて許されない。
一握りの金持ちのための市民税減税を中止すれば、107億円もの歳入が確保できる。
いまやるべきことは、市民の多数を占める低所得者の負担軽減に力を注ぐことである。
一、歳出面では、名古屋城天守閣木造復元や徳山ダム導水路、ささしま地下通路、中部国際空港第二滑走路、名古屋高速道路新出入口の建設など不要不急の大型事業や、高級ホテル建設補助などが盛り込まれている。 さらに、弥富相生山線の「折衷案の実現」と称して、現在中断している相生山緑地内の道路工事を再開する方針である。
「徹底的に行財政改革を進める」(市長)というのなら、これらの事業にこそメスを入れるべきである。
一、市民運動と日本共産党市議団の連携で、ついに小学校給食費の無償化が実現することになった。
党市議団が求めてきた、民間フリースクール利用者への補助創設や日本語教室の拡大、買い物弱者対策モデル事業なども予算化された。
議会として求めてきた議会報告会も、「オンライン議会報告会」として実施が予定されている。
日本共産党市議団は、市民生活を守るため、引き続き市民と力を合わせて予算の抜本的な組み替えを求めて頑張る決意である。
以上
2月25日 2月定例会 みつなか美由紀議員が議案質疑
プレミアム付き商品券 来年度は「電子版」のみ これまで通り「紙」でも発行を
2月25日の本会議で、みつなか美由紀議員(緑区)が2月補正予算に盛り込まれたプレミアム付き商品券の発行について、質疑しました。
市が来年度発行する予定の同商品券は、これまで行ってきた「紙」との併用をやめ、電子版のみ発行する予定です(下の棒グラフ参照)。
みつなか議員は、「”スマホを持っていなければ、申し込むことすらできないのか?”などの声が寄せられている。なぜ電子版のみなのか」と追及。
経済局長は「速やかな実施や事務コスト削減のため」などと説明しました。
これに対し、みつなか議員は、「紙の商品券でも、工夫次第で時間は短縮できる」と主張。「電子版だけでは、スマホを持っていない人や操作に不慣れな人が排除される。紙の商品券しか対応できない店舗も排除されてしまう(下の円グラフ参照)。全市民が対象の施策である以上、『紙』も発行すべきだ」と求めました。
同商品券は一口1300円分を千円で販売。従来の抽選方式から、申込者全員が一口以上購入できるようになります(一人が購入できるのは50口まで)。利用開始は今年8月下旬を予定。
スマホ操作に不慣れな人のために「支援窓口を設置する」(局長)
みつなか議員の質問に対し経済局長は「スマートフォンの扱いが不慣れな人に支援窓口の設置するなど、丁寧に対応する」と答弁しました。

アジア・アジパラ競技大会の業務委託先 GLイベンツ社 万博下請け代金未払いで係争中
補正予算にはアジア・アジアパラ競技大会の予算も106億5420万円余も計上。このうち、103億3471万円余が、大会組織委員会を通して、業務委託しているGLイベンツ社に支払われます。
同社は大阪・関西万博の海外パビリオン建設の元請け企業ですが、下請け代金の未払いで訴えられ、現在も係争中です。
みつなか議員は、「同社は”アジア・アジパラ大会に多額の協賛金を支払ったので資力がない”などとしているが、それは事実なのか」と質問。
総務局長は「現時点で協賛金全額は支払わていないと組織委から聞いている」と答えました。
みつなか議員は「虚偽の説明をするような会社は信用できない。万博の二の舞になるのではないかと非常に危惧している。引き続き委員会審査でただしていきたい」と述べました。























