2020年9月議会

岡田ゆき子議員の反対討論:敬老パスに利用回数制限を設けてはならない。私鉄への利用拡大で利用促進こそ優先して実施を (2020年9月30日 9月定例会)

敬老パスに利用回数制限を設けてはならない  岡田ゆき子議員

新型コロナウイルス感染症 拡大防止対策は促進を


【岡田議員】日本共産党名古屋市議団を代表し、第121号議案名古屋市一般会計補正予算に反対の立場から討論を行います。
 補正予算のうち、新型コロナウイルス感染症拡大防止に係る、約60億円余の予算計上には賛成です。反対する理由は、敬老パスの利用上限回数の設定を前提とした準備費用が計上されているからです。

敬老パス利用回数制限は予算上の問題
 敬老パス制度の利用上限回数の設定は、今後10年間に、事業費が暫定上限145億円を超えないようにするためとして、2月定例会で導入されたものです。

利用制限は高齢者の社会参加意欲を低下させる
 現行の敬老パス制度は、高齢者の社会参加を促進する全国でも優れた制度です。しかし、年間730回の利用制限を設ければ、高齢者の社会参加意欲を低下させる可能性があると、社会福祉審議会などからも指摘されており、日本共産党市議団はこうした見地から、利用回数に上限を設けることは反対です。

コロナ禍で利用が減少、私鉄への利用拡大を切り離して実施を
 さらに、今コロナ禍において、敬老パスの利用状況は3月4月は前年比で4割5割の低下、7月においても3割の低下がみられました。当局も今後利用が元に戻るかについて予測は困難だとしています。利用を広げる私鉄拡大は実施すべきで、私鉄拡大と利用上限回数の設定は切り離して実施することは技術的に可能です。利用抑制につながる利用上限の導入を前提とした補正予算は認められません。以上、反対理由を述べ討論を終わります。

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