わしの恵子議員が代表質問

4月12日に、日本共産党市会議員団を代表してわしの恵子議員が質問しました。

わしの議員は、東日本大震災の救済・復興に対する市長の姿勢をただし、被災地への職員派遣に関連して、「災害から市民の命を守るためには、市の職員、とりわけ医療や介護などに携わる職員を削減するのは問題だ」と市長を追及しました。

市長は自衛隊や警察との共同訓練や地域委員会の役割など的外れな答弁に終始し、職員削減についても、「一肌も二肌も三肌もぬいで、苦しい中だが活動していただきたい」と答えました。

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耐震改修助成について、木造住宅耐震改修助成を30万円上乗せして90万円にしたところ(3月23日までの「期間限定」)300戸の枠に応募が2000戸以上もあり、わしの議員は「市の耐震改修助成金を大幅に増やせ」と求めました。住宅都市局長は「今回の募集並みの拡充」を約束し、市長も約束しました。

また、東海地震の想定震源域の真上にある浜岡原発の停止を中部電力に申し入れるよう求めたところ、市長は「原発が安全ということはあり得ない。原発が必要かどうかは別に考える。付近の原発について調査を指示している」と答えました。

わしの議員は、「東日本大震災を教訓に、大型開発優先の市政から福祉・防災最優先の市政に切り変えるべきだ」と厳しく指摘し「天守閣の木造再建はいまやるべきことではない」と市長を追及しました。市長は「名古屋の宝にしていきたい」と答えました。

最後に、「天守閣の木造復元など不要不急の事業は見直して、職員の削減はやめ、大震災被災者への支援、そして福祉・防災優先の名古屋にすべきだ。浜岡原発は即時停止を」と強く要求し、質問をおわりました。

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2011年3月定例会 代表質問(2011年4月12日)わしの恵子
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