2018年2月定例会

くれまつ順子議員の予算組み替え動議の提案説明(2018年3月19日)

不要不急の大型開発や金持ち減税をやめて介護保険料を据え置き給食費無料化などに回す

   くれまつ順子議員

 日本共産党名古屋市会議員団を代表して、平成30年度名古屋市一般会計予算の組み替えを求める動議についてご説明いたします。 

減税をてこにしたサービス削減・民間委託拡大をやめる事を提案

 予算案は、大企業・大金持ち減税を続けながら、減税をテコに、市民サービスの削減、福祉・教育の民間委託、民営化を進めるものとなっていることから、以下の方向で抜本的な組み替えを提案します。

大企業・金持ち減税や天守閣復元、名駅周辺開発等をやめる
 第一に、大企業・大金持ち優遇の市民税減税を中止し、税収を121億円増やします。新たな税金の浪費につながる、名古屋城天守閣の木造復元やリニア関連の名古屋駅周辺開発事業、笹島巨大地下通路整備などをやめ、合わせて142億円の一般財源を確保します。生み出した財源で福祉・くらし・子育て支援の予算を増やす
 第二に、この財源を活用して、市民の暮らしや子育て応援、教育の充実などをはかります。

 小学校給食費無償化などで子育て世帯の負担軽減を
 小学校給食費の無償化に41億8千万円、子どもの医療費無料制度の18歳までへの拡大に14億9千万円、国民健康保険料の子どもの均等割の廃止に18億円充当して、子育て世帯の経済的な負担を軽減します。

 少人数学級の拡大などで教育環境の拡充を
 さらに、小中学校の少人数学級を小学校は3年生まで、中学校は2年生まで拡大し、学校図書館司書を小中学校の全校に配置します。また、高校生給付型奨学金の支給対象を1.2年生の非課税世帯すべてに拡大し、私立高校授業料補助を拡充するなど教育を充実させます。

 介護保険料の値上げ中止を
  商店リフォーム助成で中小業者への仕事おこしを
 介護保険特別会計に33億円余の財源を繰り出して、介護保険料の値上げを中止し、高齢者の負担を増やしません。住宅リフォーム助成や商店リフォーム助成の創設で暮らしを向上させ、中小企業・業者の仕事おこしを進めます。

組み替えの主な内容
①金持ち減税をやめ、むだを削って142億円を生み出す
 ・市民税5%減税          121億円
 ・リニア中央新幹線開業を見据えた
  まちづくりの推進          2億7600万円
 ・名古屋駅周辺地下公共空間整備    1億6020万円
 ・名古屋城天守閣事業への貸付     5億2992万円
 ・議員の海外視察費            1400万円
 ・国直轄道路事業負担金の支出
  (近畿自動車道伊勢線新設)     32億円 
②市民の福祉や暮らし、子育て支援の予算を増やす
 ・国民健康保険料の子どもに関わる
  均等割の廃止(18歳未満対象)    18億 580万円
 ・介護保険料の値上げ中止       33億8063万円
 ・18歳までの医療費無料化       14億9000万円
 ・奨学金返還支援制度の創設        500万円
 ・商店リフォーム助成の創設       5000万円
 ・高等学校給付型奨学金の支給対象
  の拡大(全非課税世帯対象)     1億3536万円
 ・小学校3年生までの30人学級拡大と
  中学校2年生までの35人学級拡大   21億4020万円
 ・小学校給食費の無料化        41億8000万円
 ・中学校図書館司書の全校配置     2億2330万円

速やかな組み替えを
 以上、市長に対し、一般会計予算案を速やかに組み替え、再提出されることを求めて説明を終わります。

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