2017年6月定例会

青木ともこ議員の請願採択を求める討論(2017年7月4日)

子どもたちの豊かな成長を支えるために、給食調理の経験と技術をしっかり受け継いで、自校方式の堅持を

         青木ともこ議員

 ただいま議題となっております、「小学校給食調理業務の民間委託撤回を求める請願」のうち、(市立小学校の給食調理業務は、民間委託を行わず、市が責任を持って実施する体制を整備する)項目の採択を求め、討論を行います。

異物混入や調理スタッフの急な変更などが相次ぎ、栄養指導もままならず
 昨年4月から3つの小学校で始まった、給食調理業務の民間委託。給食の現場では何が起こったでしょうか。委託調理の開始早々、責任者をはじめスタッフが交替。3校すべてで異物混入事故が相次ぎ、栄養教諭は、調理現場から目が離せず、本来の食育指導もままならないという事態が続きました。

検証もそこそこに委託を拡大
 委託撤回を求める請願署名が2万9千筆超
 しかし、この事態の検証もそこそこに、今年5月からさらに、5つの小学校へ民間委託が拡大。これに対し、委託撤回を求める請願署名が2万9千筆を超えています。

食育の伝統を大切にして自校方式を堅持してきたのが名古屋市
 名古屋市は今日まで、小学校給食は直営自校調理を堅持し、委託化の導入は、20政令市でも最後でした。なぜでしょうか?それは、子どもたちの豊かな成長を支えるために、給食調理の経験と技術をしっかり受け継いでゆく、この食育の伝統を大切にしてきたからではなかったですか。

「栄養士がいればいい」という姿勢では 子どもたちの豊かな成長を支えられない
 請願審査の打ち切りについて、「栄養士資格をもった人材の活用で、請願趣旨が実現したため」としていますが、この請願は、名古屋市が大切にしてきた食育の伝統、ここに立ち返ることを求めています。民間委託を前提にした審査打ち切りに、市民の納得は得られません。この請願に込められた市民の願いを受け止め、請願項目の採択を求めて、討論を終わります。

自公民減が「審査打切」に
 採決では自・民・公・減の全議員が「打切」でした。

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