2014年2月議会

名古屋市議会副議長選挙に田口議員が立候補し所信表明(2014年3月20日)

本会議録画リンク副議長選挙にあたっての所信表明田口副議長選s

2014年3月20日 田口一登

 田口一登でございます。副議長候補としての所信を表明させていただきます。

 二元代表制のもとでの本市会の果たす役割は、執行機関にたいする監視・評価という点からも、政策立案・政策提言という点からも、ますます大きくなっていると思います。

私は、議長を補佐して公正公平な議会運営に努めつつ、「日本一市民に開かれた議会」をめざし、議会基本条例にもとづく本市会の改革をさらに前進させてまいります。私が、皆様と協議しながら取り組みたいと考えている改革について、とくに2点、申し上げます。

 1点目は、政務活動費の使途の透明化と適正化を図ることであります。

一部議員による不正受給疑惑によって失われた市民の信頼を回復するために、政務活動費の運用改善は避けて通れない課題だと思います。他都市では、政務活動報告書の提出を義務付け、活動実績を市民に公開する、按分の根拠を明確にするとともに、実態に応じた按分が困難な場合には上限を設ける、ガソリン代については自動車運行記録簿を作成するなどの運用がなされています。他都市の状況も調査しながら、運用の改善について検討してまいります。

 2点目は、市会議員の政治倫理条例を制定することであります。

私たち市会議員は、市民全体の奉仕者として、人格と倫理の向上に努め、いやしくも市民の信頼を損なうことのないように努めなければならないと、本市会の政治倫理綱領はうたっています。しかし、この間、議員の不祥事が相次ぎ、政治倫理綱領の実効性が問われています。京都市では、「市職員の公正な職務の執行に関する条例」と対になる条例として、議員政治倫理条例が制定されています。市民の信頼を損なう行為を根絶するために、本市でも、議員が遵守すべき政治倫理を条例化する必要があると考えます。

 以上、私の所信の一端を述べさせていただきました。みなさまのご賛同を、よろしくお願します。

キーワード: