2011年3月定例会

議長選挙にあたっての所信表明(2011年3月24日)わしの恵子 議員

2011年3月24日

議長選挙にあたっての所信表明

議長候補  わしの恵子

わしの恵子です。議長候補としての所信表明を述べさせていただきます。

出直し市議選によって発足した新しい議会は、従来の議会の在り方に対する市民の不信と批判、そして議会新生の願いの現れであり、いわば「リセット」議会だと考えます。議会運営にあたっては、従来の慣習にとらわれず、議会制民主主義の「原点」に立つことが必要です。日本共産党市議団は、新しい市議会のスタートとなる議長・副議長の選出にあたっても、これまでの慣習にとらわれず、議会基本条例の精神にのっとり、市民に分かりやすいオープンなやり方に改めること、具体的には、候補者が議会改革や議会運営についての所信を表明し、選挙の際にはその内容を吟味して投票できるようにすべきであると各会派に呼びかけてまいりました。
ですから、このように、本会議場にて、議長選挙にあたっての所信表明ができることはまさに、議会改革を1歩進めるものであると考えます。

さて、議長は、二元代表制の一方の議会を代表する存在です。
私は、議員としての議会活動が十分保障された議会運営を、かつ民主的で公平・公正な議会運営を目指します。
そこで私は、議会運営・議会改革について、先の市議選での市民の声を十分尊重し、次のような提案を行います。

第1に、市民に開かれた分かりやすい市議会にするため、定例会ごとに市民の声を聞く議会報告会を設け、情報公開と市民参加の促進、市民の多様な意見を把握するなど議会制民主主義の発展に努めます。
議員平等の原則を踏まえ、本会議質問については会派別持ち時間制を廃止します。休日・夜間議会の開催を検討します。議会広報の充実など「議会基本条例」を活かし、さらなる改革を進める決意です。

第2に、議員は市民の痛みに応え、議員報酬は半減し、慣例的な海外視察は廃止します。企業団体献金は自粛すべきと考えます。

以上の議会改革と議員の在り方についての提案をさせていただき、所信表明といたします。よろしくお願いします。

※わしの議員の所信表明演説は、8分ごろから

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