政策―子どもと教育

貧困と格差がひろがる中、子どもと子育てに厳しさが増しています。子ども・子育て予算を思い切って充実させ、未来を担う子どもたちの笑顔が輝く名古屋をつくります。

■保育所待機児童の解消と保育環境の充実

保育所に入りたくても入れない待機児童は、名古屋市内に1766人もいます(2010年10月1日現在)。認可保育園を増やし、待機児童を解消します。同時入所の第2子保育料無料化など保育料を引き下げます。

公立保育園の民営化や保育を親の「自己責任」にする国の「子ども・子育て新システム」に反対します。学童保育の整備・運営に市が責任を持ち、学童保育の質を落とす「名古屋市放課後子どもプラン」は抜本的に見直します。

■ゆきとどいた教育のために

30人以下学級を3年生以上にも段階的に導入し、全小中学校にひろげます。教員不足に対応するため、経験豊かな臨時教員を積極的に正規採用します。

予算削減が目的の小規模校統廃合は行わず、小規模校の良さをいかします。優先すべきは大規模校の解消です。

■貧困の連鎖をたちきる

貧困と経済的格差を、子どもの育ちと幸せの格差に結び付けないために、子育ての経済的負担を減らします。

学校給食を無料にし、就学援助の所得基準を引き上げます。私学助成を拡充し、高校授業料無償化を私立高校にもひろげます。子どもの医療費無料制度を通院も中学校卒業まで拡大します。

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