政策―大型開発・ムダ遣い見直し

不要不急の大型開発にメスを入れ、税金のムダ遣いをなくします。
長年続いたオール与党市政のもとで、一部の大企業の利益にしかならない大型開発に多額の税金がつかわれてきたことが、市の財政悪化の一番の要因です。しかし、河村市長も、松原市政の「4大プロジェクト」など大型事業は継続。大企業優遇の大型事業にメスを入れてこそ、税金のムダをただせます。

■前市政から継続する大型プロジェクトの見直し

港区・金城埠頭で計画されている「モノづくり文化交流拠点」構想は、事実上「JR博物館」づくりを市が支援するものです。JRが博物館をつくることは結構なことですが、民間でできる分野に市が多額の負担をする必要はありません。

名古屋城本丸御殿の復元は、いまだ税金の使い方に対する市民合意が得られておらず、いまからでも見直せる部分は見直すべきです。河村市長が言い出した木造天守閣再建(推定事業費500億円)はすすめません。

■財界主導の大型開発は推進しない

中部財界が主導する中部国際空港の第2滑走路建設は、航空需要から見ても必要なく、推進すべきではありません。名古屋駅周辺などの「都市再生」事業を見直し、超高層ビル建設への補助金は支出しません。

徳山ダム連絡導水路事業の中止を求め、名古屋市は事業から撤退します。

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