2022年2月定例会

江上博之議員の代表質問④(2022年3月4日)

名古屋城天守閣木造復元事業の見直し

名古屋城全体の修景保全を行い強引な木造復元は中止したらどうか


【江上議員】名古屋城天守閣木造復元事業のなかに木材の保管料約1億円の予算があります。この事業の見通しがないことは明らかです。2月17日に石垣・埋蔵文化財部会があり傍聴しました。小天守の木造復元のための仮設工事に石垣などが耐えるのかの審議です。小天守の西側石垣が濃尾大地震で破壊され、遺構すらはっきりしないことが明らかです。仮設工事の方法がこれでいいのかと、さらに検討、となりました。木造復元で今まで調査しなかったことを調査することになり調査すればするだけ問題が出てきます。石垣調査のため、天守木造復元がいつになるかわからないのに、今買わなければなくなるといって木材購入を強引に行い、挙句の果て、今度は、買った木材の保管が必要だからと木材保管料を毎年毎年1億円を予算化するというのです。
 強引な木造復元は中止したらどうでしょうか。名古屋城全体の修景保全を行い、あるものは残し、ないものの復元など総合的かつ計画的な名古屋城全体としての魅力向上を求めます。

現存の遺構や建造物等は適切に保存、改変された遺構や焼失建造物等は段階的に復元
【市長】木造天守閣は、本丸整備基本構想において『近世期最高水準の技術により築城された名古屋城の象徴である本丸の姿を現代に再現する』との理念を掲げ、現存する遺構や建造物等は適切に保存して確実に後世へ継承し、改変された遺構や焼失した建造物等は段階的に復元していくという基本方針のもと、本丸御殿に続け、その中心的建造物として復元事業を進めていく。
 木造天守閣の復元だけでなく、城郭庭園として最大級の三の丸庭園、城跡にふさわしい景観保全、金シャチ横丁によるおもてなし機能のさらなる充実など、これらの相乗効果を発揮させることで名古屋城全体の魅力がより一層高まる。

厚生院より天守閣が大事か。暮らしを守るために全力を(意見)
【江上議員】木材保管料には毎年1億円の出費。一方で命を守る大切な厚生院はお金の問題で廃止する。とんでもない。コロナ対策やコロナ対策の後を見据えて全力を尽くしていく。

キーワード: