図書館アンケート 集計報告 名東区【2】

「駅近く」「貸出返却中心施設」の新しい名東図書館に「反対」が51%

 第1ブロック施設整備方針(案)では名東図書館は、新たに区内の駅近くに整備予定で、「通勤通学の際に利用」「貸出返却中心に利用」することを想定しています。アンケートでは、この新しい名東図書館の整備に「反対が51%」となりました。
 アンケートでは「貸出返却だけでなく閲覧も希望します」「現在の図書館のように集会室があり、蔵書も多く、司書さんたちと相談できる条件が必要です」など、現在の名東図書館の機能が、蔵書数や面積とあわせて縮小されることが懸念されている意見が多数でした。

「閲覧スペース」「子どもスペース」あったほうがいい 84%

 また、 新しく整備される名東図書館には、閲覧スペースや学習室・子どもスペースは、図書館が入居する複合施設内に可能な場合は、設置されます。 おはなし会などの企画も複合施設内での開催が可能な場合に催されます。
 市民から「未就学児を育てており、子どもと図書館へ行くことが多いです。子どもと過ごせるスペースがなくなりと困ります。おはなし会などが開催されていると親にとっても子どもにとっても参加することでプラスな面が多いので身近な図書館で開催してほしい 」「貸出返却中心ではなく読書や受験生などが勉強できるスペースも設置してほしい」と要望や「集会室や学習室のない図書館は図書館とは言えない」という意見が寄せられました。

名東高校の図書館開放   「知らなかった」「利用したことがない」

 市立高校では、唯一、地域開放している名東高校の図書館。「学校の図書館が地域に開放はよいことです」「いいことなので続けてほしい」と歓迎されています。 
 しかし、「全く初耳です」「30年近く名東区に住んでいますが、初めて知りました」の声から、市民に、開放されていることが、まだまだ知られていないことが分かりました。
 また、「防犯対策や警備対策は大丈夫ですか」「遠くて行きづらい」「車で行くしかなく、行っても駐車場がないだろう」などのご意見を寄せていただきました。

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