図書館アンケート 集計報告 千種区・守山区・東区【2】

アクティブライブラリー(星ヶ丘)を「利用したいと思わない」が多数

 星が丘駅周辺に整備予定のアクティブライブラリーについて、東区で58%、守山区では51%が「行きたいとは思わない」と答えています。その理由の多くは「家から遠い」「交通が不便」であり、市民は身近にある図書館を求めていることが分かりました。 図書館にのぞむことという設問でも34.1%の方が「交通の便」をあげています。

図書館の民間委託に不安の声

 新星ヶ丘図書館のみが名古屋市直営館となり、市職員の司書を集中します。東・守山・千種図書館は指定管理者制度が導入されます。アンケートでは45%の方が反対と答えました。
 記述欄には、「民間委託になったことで目まぐるしく良くなったことを知りません(守山区)」「図書館は公共サービスであると思う。公共サービスを民間委託してはならない(千種区)」「地域の大事な資料を管理・維持する役割もあるので自治体が直接運営すべき(東区)」「民間が運営すると蔵書に偏りがでるのではないか(守山区)」「民間委託になると利益や効率優先でサービスの質が落ちないか心配(東区)」など不安の声が寄せられました。

第1ブロック施設整備方針(案)に「賛成」はたった16%

 なごやアクティブライブラリー構想にもとづく第1ブロック施設整備方針(案)に「賛成」とこたえたのは16%でした。
 自由記述欄には、「全体でみると機能縮小ではないか(東区)」「星ヶ丘(のアクティブライブラリー)を利用する人にはいいとおもうが、それ以外の図書館ではメリットがない(千種区)」「守山図書館を利用しています。規模が小さくなるのは反対です。どの地域の図書館も同規模であるべきです(守山区)」など反対の声が多数でした。