F35Aの試験飛行について県に申し入れ

 日本共産党愛知県議団・同尾張中部地区議員団・同市議団は13日、航空自衛隊が導入することになっているF35A戦闘機について、以下のように愛知県に対し申し入れを行いました。
 要望項目のうち「F35の欠陥について明らかにするよう国に働きかけること」「『欠陥』に対する安全対策を行うよう国に働きかけること」について、県は「要望があったので防衛相に伝える」と応じました。

 

2018年2月13日
愛知県知事 大村 秀章 様

日本共産党愛知県議団
日本共産党尾張中部地区議員団
日本共産党名古屋市議団

F35Aの試験飛行についての申し入れ

 日々の活動に敬意を表します。

 航空自衛隊が導入することになっているF35Aステルス戦闘機のうち三菱重工小牧南工場で組み立てられている飛行機の試験飛行は6月13日以降11回行われています。いずれも県営名古屋空港が使用されています。

 F35は米国防総省報告書で、同機の最新の試験機について「重大な276項目の欠陥を特定した」とされています。実戦配備された機種についても「問題を残したまま配備された」欠陥飛行機です。また、冷却系統の不具合により県営名古屋空港に緊急着陸しました。

 地元では試験飛行に伴う騒音が激しく、「これまで聞いたことのない大音量だった」と苦情が出ています。

 県当局によると試験飛行の連絡が来るのは前日くらいで、遅い時は当日の朝に連絡が来ることもあるとのことです。

 県民は、県営名古屋空港の平和利用を望んでいます。県民生活を守り、県営名古屋空港を安全に管理運営されるよう、下記の点について申し入れます。

1.F35Aなどの県営名古屋空港使用による軍事拠点化に反対すること。
2.F35の欠陥について明らかにするよう国に働きかけること。
3.「欠陥」に対する安全対策を行うよう国に働きかけること。

以上