後期高齢者医療広域連合議会 2月定例会③一般質問(1 懇談会) くれまつ順子(2017年2月8日)

一般質問①
懇談会の公募委員について

6連合が懇談会の公募委員を選任、愛知県でも公募で懇談会委員を
【くれまつ議員】後期高齢者医療制度に関する懇談会の公募委員の選定方法について、伺います。
 全国すべての後期高齢者医療広域連合では懇談会等により被保険者の意見を聞く場が設けられていると聞いております。その中で、被保険者の選任を公募で行っているところは北海道、青森、神奈川、富山、鳥取、香川の6つと聞いております。
 愛知県広域連合では、無作為抽出された400人の方へ募集をしているとのことです。他の公募をしている広域連合と同様に、すべての被保険者の方に呼びかけて、公募委員を募集すれば、高齢者医療制度に関心を持たれている方から積極的なご意見をいただけるのではないでしょうか。
 別の団体ですけれども、愛知県は、国民健康保険制度の広域化にむけて、愛知県国民健康保険運営協議会を今年3月に設置することを発表しましたが、その運営協議会の被保険者を代表する委員を公募しています。新たなスタートをする国民健康保険運営協議会において公募されることも参考にして、後期高齢者医療制度の懇談会の委員を公募してはどうでしょうか。

知識のない方の意見も重要
【事務局長】制度について詳細な知識のないまま被保険者となっている方も、数多くお見えになると考えています。そうした皆様からも意見を頂戴することも必要と考え、無作為に抽出した方から、委員をお願いしている。
 公募委員からは積極的に意見をいただいている。
なお、被保険者の方等の意見は、ホームページや印刷物に問合せ先を掲載して、対応させていただいている。

制度に関心をもっている方を公募する方が、より積極的に意見をいただける(意見)
【くれまつ議員】懇談会の委員の選定については、従来通りの無作為抽出された中から委員を選定する方法を変えるお考えはないとの答弁でした。私は、制度に関心をもたれている方を公募する方が、無作為抽出の方法より、懇談会においてより積極的にご意見をいただけるのではないかというふうに考えます。愛知県国健康保険運営協議会の公募の仕方では、レポートの提出が募集要項に含まれておりました。他の広域連合などで公募されているところの状況を調べて委員の選定方法を見直されるよう要望します。

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