2015年度政務活動費の収支報告について

2015年度政務活動費の収支報告と領収書の公開について

2016年6月30日

日本共産党名古屋市議団

 6月30日より、2015年度の政務活動費の収支報告書、および領収書が公開されました。昨年に引き続き、日本共産党名古屋市議団では収支報告、領収書や関係帳票とともに報告書についても公開し、今後とも市民の皆さんに対して開かれた議会活動に力を尽くします。

 日本共産党名古屋市議団の2015年度政務活動費の概要は次の通りです。

1.収支の概要

 2015年度は、支給額66,002,123円(利息含む)にたいし40,562,438円を支出し、61.5%の執行率でした。市に25,439,685円を返還します。

2.支出等の主な特徴

①執行率について

 議員任期が2015年4月12日からのため、政務活動費の執行期間は5月から16年3月の11ヶ月間で、38.5%の政務活動費を市に返還します。

②広聴広報費(支出全体の33.4%)

 市議団ニュースの配布、市政懇談会を開催しました。名古屋城天守閣木造化問題のパンフを発行し、議員の定数・報酬問題ではニュースなどをつくり、広報しました。

③事務所事務費(14.4%)

④研修費(9.7%)

 「いじめ問題シンポジウム」をとりくみました。

⑤調査研究費(3.0%)

 名古屋城天守閣問題をはじめ調査研究活動を行いました。

⑥人件費(37.5%)

 4人の政務活動補助員が、12人の党議員団の調査・研究、広報において補助を行いました。補助員は、団控室で活動しています。

3.公開について

①日本共産党名古屋市議団は、収支報告書、領収書だけではなく、さらに詳細な支出内訳と政務活動報告書(調査研究報告書、研修報告書、広聴広報報告書)を議長に提出し、市民に閲覧できるようにしています。

②収支報告書に加え、出納簿を日本共産党市議団ホームページで公開しています。また、ご連絡いただければ市議団控室でも閲覧していただくことができます。

4.より開かれた議会活動をめざし改革を前進させます

 出納簿など領収書以外の帳票類を公開し、「使途の透明性を確保する」(議会基本条例)とともに、按分の根拠の明確化、実態に応じた按分が困難な場合の上限設定などで、使途の厳格化を図ります。また「活動成果を市民へ報告する」(同条例)ために、政務活動報告書を市民に公開することを各会派に求めていきます。

以上

 詳細は「政務活動費公開」をご覧ください。