2014年2月議会

山口清明議員の個人質問

山口パネル3 IMG_3345 3月6日の本会議で山口議員が、市の地震防災対策の強化、名古屋版住宅リフォーム助成の開設、金城埠頭開発の行方について質問しました。
市の地震防災対策の強化名古屋港管理組合の防災事業費24億円のうち、市の負担金はわずか5000万円。無駄な大型開発より、防波堤・防潮堤の整備、堀川や中川運河の水門補強の費用を確保すべきだたと求めました。さらに津波避難指定ビルを増やすことが必要だが、静岡県袋井市の津波避難施設「命山」にならった丘をつくってはどうかと提案しましたが、市側や市長の回答は「研究したい」だけでした。また、地域の防災活動については、担い手不足問題や単発的で効果が見えない等の課題を指摘し、東京都国分寺市の「市民防災まちづくり学校」の取り組みを紹介し、自助共助の啓発だけでなく、自主的な防災活動のしくみが必要だと防災対策の強化を求めました。
名古屋版住宅リフォーム助成制度を提案
地域経済や雇用環境の改善にもつながるリフォーム助成制度は、いま全国に広まっています。山口議員は、改修メニューを広げ、マンションなどの集合住宅にも適用できる助成制度を創設し、災害に強い低酸素・健康・安全な環境都市を目指そうと提案しました。河村市長は「山口さん、いいこといいこと言われる。共産主義がいかんだけで、住宅に投資していくということは大変いいことだと私も思っとるが、やっぱり国でやらないかん」と誠実な回答ではありませんでした。
金城埠頭開発について
市長が記者会見で「20万㎡、30㎡の国際展示場をつくろうと思ったら金城では狭い」と発言したが、いま建設中の市営駐車場やホテル計画など、住宅都市局金城埠頭の構想計画に影響はないか質問しました。「次の展開なので計画に直接影響しない」と住宅都市局長は答えました。

 

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