市営住宅駐車場使用料の値上げ撤回を!

申し入れ市営住宅の駐車場使用料の見直しを知らせる「住宅だより」が10月下旬に配布され、対象者に個別の値上げ通知が送られています。この通知を受け取った市営住宅入居者からは、強い不安と不満の声が寄せられていますが、市民の意見を聞くことも、議会に対する十分な説明もないまま、市民に新たな負担を求めることは許されません。見直し案では、現在使われている駐車場の87%、約3万台が平均で年間1万4400円の値上げとなり、総額3億円もの市民負担増となります。暮らしが厳しさを増していなかでの大幅な値上げは断じて認められません。そこで、日本共産党名古屋市議団は、以下の2点の要請を行いました。

1.計画されている市営住宅駐車場使用料の見直しに伴う、大幅な市民負担増計画は速やかに撤回すること。
2.議会での予算議決も経ぬまま、使用料の値上げを既成事実のように使用者に通知するのは止めること。

話し合いP1000632 対応した住宅都市局長は値上げの理由を「市営住宅駐車場は安すぎると昔から意見があったが見直しせずやってきた。行政評価でも『民間駐車場と格差がある』と声があがりやむを得ない。周知期間を半年とり3年かけて段階的に上げる」と説明しました。 わしの恵子団長は「高齢者の負担が次から次へと増えている。地方自治体の最大の役目は住民のくらしを守ること。市営住宅駐車場の値上げは認められない」と強く訴えました。

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