八事天白渓線・山手植田線・高田町線の都市計画道路 「廃止も含めて検討中」

本日、都市計画道路「八事天白渓線」「山手植田線」「高田町線」の廃止を求めている3つの住民団体の代表が、名古屋市に対して「今年度末までに計画廃止の決断」をするよう要請しました。わしの恵子団長と田口市議が同席しました。応対した住宅都市局の川口都市計画部長は、「廃止も含めて検討している。地域の皆さんとは敵対ではなく、街づくりの問題としてご一緒に考えていきたい。廃止も含めてできるだけ早期に結論を出したい」と発言し、3団体の代表は、「廃止を決断してもらえれば、その後の街づくりを一緒にすすめていきたい」と答えました。

 

 高田町線を考える会の古田剛代表は、「通過交通のために、家を壊すことに住民は憤りを抱いている」。八事天白渓線・東山公園整備計画を考える会の栗山知久事務局長は、「住民アンケートでも7割の住民が反対。現地を視察した河村市長も『いいところだ』という自然環境が、道路建設で壊される」。山手植田線に反対する会の河合秀之代表は、「道路を通しても、渋滞が八事日赤病院北交差点に移るだけ。道路予定地では住宅の新築ラッシュで、移転費用に莫大なお金がかかる」と訴えました。 

 私たち日本共産党市議団も、引き続き住民にやさしい街づくりをめざして一層の努力をしてまいります。

 

 

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