11月定例会が開会

名古屋市議会の11月定例会が11月18日から始まりました。

提出された議案は、災害対策費15億円などの補正予算案のほか、井戸の揚水量の報告義務や地球温暖化対策計画書を市長が公表するための条例改正案や児童館などの指定管理者の再指定などです。

補正予算案には15号台風の被害を受けた守山区吉根・志段味地区などの整備をはじめ12号台風で被害を受けた総合体育館の修理などのほか、金城ふ頭へのレゴランド進出計画をふまえて新たな交流・観光拠点への検討をするための予算などが計上されました。議会が求めた議会報告会などの予算は今回も提案されず、金城ふ頭の予算は市長査定で復活しました。

日本共産党は田口一登議員と岡田ゆき子議員が本会議質問に立ち、減税財源と事業仕分けの問題点を始め、野外学習センターや敬老パスなどの存続・充実を求める声にこたえる市政を求めて質問する予定です。

なお、9月議会で継続審査になった減税条例も審査されます。

◆審議日程

11月18日(金) 本会議 開会・提案説明
11月25日(金)~29日(火) 本会議 個人質問
11月30日(金)~12月6日(火) 委員会 議案質疑と意思決定
12月7日(水) 本会議 討論・採決
12月8日(木) 予備日

◆一般会計補正予算の主な内容

補正額  約14億9000万円

○災害対策・災害復旧費   約13億円
 ・吉根、志段味に水防サイレン設置  1億3650万円
 ・吉根、志段味の排水路等の整備  4億6200万円
 ・下志段味ポンプ所のポンプ3増  1億4000万円
 ・吉根の排水用ポンプ2台設置  3000万円
 ・吉根に雨水貯留施設整備  9800万円
 ・堀川の護岸整備(国補助1/2)  3億7300万円
 ・防災公報誌の全戸配布  1200万円
 ・総合体育館レインボープールの補修  4700万円

○その他  約1億9000万円
 ・金城ふ頭の開発検討調査  3600万円
 ・消防団員災害補償基金負担金  1億5500万円