日本共産党名古屋市議会議員団Webサイト
2005年8月24日発行

21世紀まちづくり特別委員会(8月17日)

さとう典生議員

移設,運営に11億円のムダづかい…
「大地の塔の移転やめよ」と迫る

大地の塔8月17日の21世紀まちづくり特別委員会では、万博後における名古屋市パビリオン「大地の塔」の移設問題について議題になりました。

「大地の塔」の移設費用は補強・改善費を含まないで、解体に3億円、組み立てに7億円、合計10億円。その上、移設後の維持管理に3人分の人件費など年間1億円必要といわれています。

万華鏡部分について、「直径10mの円盤を支える鉄骨が温度変化・振動などでひずみ、毎日調整し、定期的な部品交換などで対応しているが、ひずみは拡大している」などの問題点を総務局が報告。このため移転の場合、機械部分の研究開発を再度行う必要があることが明らかになりました。

 与党は全面移転求めてトーンダウン

与党議員が全面移転を要望しましたが、「いまのは試作車のようなもの、完成品にはほど遠い」と当局にいわれ、「記念になる。何らかのモニュメントを残すよう」にとトーンダウン。結局、「全面移転は難しい」という雰囲気に…。

 くらし優先できっぱり断念を

さとう議員は、「新たに研究開発が必要というが、費用はどのくらいかかるのか」と質問。当局は「現在と同じものをつくるだけで、5億9千万円。恒久的に使うとなれば、点検のためのハッチや回廊などが必要で、構造的にも新たなものがいるので費用はもっとかかる。」と答えました。

さとう議員は「市は『財政健全化』といって市民に負担を増やしている。そんな中でこれだけの費用をかける余裕はない。移転は断念するべきだ」と迫りました。