日本共産党名古屋市議会議員団Webサイト
2005年3月2日発行

(3月2日)個人質問 かとう典子議員

緑区東部に図書館や青少年の居場所づくりを
―支所建設で高まる住民要望―

質問に立つかとう議員かとう典子議員が2月定例会で行った個人質問の概要を紹介します。 (全文はこちらから(別のページが開きます))

アンケートでも強い住民の期待

緑区東部地域は住宅が次々と建ち、地下鉄の延伸予定地である徳重周辺地域では、緑区役所東部支所及び地区会館の建設計画が進んでいます。住民の皆さんから地区会館の建設に大きな期待が寄せられ、支所周辺に公的施設をとの要望も出されています。

かとう議員は昨年秋に実施したアンケートの結果を紹介し、「多数の要望であった東部への図書館建設を」と強く要求しました。

老朽化している緑図書館

現在の緑図書館は、1972年の建設で老朽化も激しく、図書館は狭く蔵書数も少なく、バリアフリー化もされていません。日本図書館協会の「公立図書館の設置及び運営に関する数値基準」に同館を当てはめると、延床面積も蔵書数も大幅に下回っています。このことから21万人を越える区にふさわしい図書館が求められています。

貸出活動上位の
公立図書館の整備状況
公立図書館の
数値基準
緑図書館
人口段階別 3〜10万人 10〜30万人 21万人の場合 21万人うち
東部 9.8万人
平均人口 49,800 140,800
床面積
(平方メートル)
2,937 5,437 7,383 1,171
蔵書冊数 213,984 547,353 760,000 100,040

かとう議員は、「支所管内に図書館が建設される予定だが、徳重地区の支所及び地区会館に隣接して建設してはどうか」と要求しました。

「図書館建設に努力したい」(教育長)

他区の支所管内図書館はすべて延床面積約800平方メートルで作られています。緑区東部支所管内の人口は10万人を超える勢いです。中区、東区、熱田区をはじめ、他の支所管内の人口と比べても、はるかに越えています。かとう議員は「緑区東部地区に、人口に見合った規模の図書館を」と求めました。教育長は「建設に向け努力したい」と答えました。

青少年の居場所づくりを

緑区東部は5年前、中学校での5千万円恐喝事件がおきた地域です。「二度とこのような事件を起こしたくない。起こさせたくない」と地元の多くの方たちの努力で新しい中学校が建設されるなど、子どもたちに心を寄せています。

中高生の健全育成が次世代育成事業にもあげられ、「中高生、青少年といえば犯罪の防止」と犯罪に結びつけた見方はあっても、思春期の子どもたちが集える施策はなく、コンビニぐらいしか立ち寄る場がありません。

健全なコミュニティーの場を

かとう議員は、東京杉並区の児童少年センター“ゆう杉並”を例にあげ、「健全な地域ごとの青少年の居場所が必要性だ」とただしました。教育長は「見守ることが大切であり、居場所は生涯学習センターなどの有効利用をしてほしい」と答弁しました。

かとう議員は、「青少年が集う場所は既存施設では不十分である。身近に立ち寄れる、青少年専用のフリースペースなどが必要である」と指摘しました。

※ゆう杉並
地下には体育館があり、球技などの用具がある。1階には飲食やおしゃべり、ゲームができる交流の場、2階にはバンド練習ができるスタジオ、TVゲームや映画鑑賞ができる部屋のほかに、図書室や勉強のできる学習コーナーもある。ゆうホールは客席144席あり、ライブや、ダンス、演劇などの発表もできる。舞台の裏では壁を登るフリークライミングができる。