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2010年11月30日発行

11月29日 本会議質問 くれまつ順子議員

市立病院「分娩廃止」や「民間譲渡」も改革の成果というのか
守山市民病院の存続を次期プランに明記を

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11月29日の、くれまつ順子議員の質問を紹介します。

くれまつ議員は今年度で区切りを迎える名古屋市立病院改革プランについて質疑し、「患者さんと職員の笑顔が見られる病院」となったのかとただしました。

プランは破綻し住民の期待を裏切った

市のプランは医師不足解消のために5つの市立病院を「選択と集中」の名のもとに再編。城北病院と東市民病院に医師を集めて中央病院とし城西病院と守山市民病院をそれぞれのサテライト病院としてグループ化、緑市民病院は単独で機能する計画でした。しかし、医師を引き上げられて経営が悪化し城西病院は今年度限りで市営廃止、民間譲渡に。緑市民病院は指定管理者制度が導入され分娩廃止、病床数減少の計画です。

くれまつ議員は、「城西病院をサテライト化し、高齢者にやさしい病院にする計画は破綻。緑市民病院では指定管理の導入だ。城西病院の利用者が民間譲渡で内科しかなく整形外科もやってと言い、人口の多い緑区の市民病院でお産できないのは困ると切実な声をあげている。職員と患者の笑顔が消えている。改革プランで医師をどれだけ増やしたのか」と追及。

病院局長は、「プランの成果が出つつある」として東市民病院や城北病院の高度化をあげ医師も4名増やしたと答えましたが、城西病院や緑市民病院には一言も触れませんでした。くれまつ議員は「医師は城西で8名、守山で5名減った。選択と集中の改革は破綻した」と厳しく批判しました。

市民の力に信頼し声を聞け

市立病院のあり方を考える有識者会議は、次期プランで「守山市民病院は存続か否か考え直すべき」としています。くれまつ議員は、「区民に愛されてきた病院だ」と次期プランに市立で存続を明記するよう要求。病院局長は、「機能分担や医師の充足状況など総合的に検討」と答え、存続を明言しませんでした。くれまつ議員は、「頼るべきは市民の力。患者を裏切らずに次期プランに市民の声を活かし病院の充実を」と主張しました。

 

高すぎる国保料の引き下げを

くれまつ議員は6月議会に続き、河村市長に国保料1人1万円引き下げを求めて質問。市民税減税を上回る大幅値上げに怒りの声が上がっており、大企業・金持ち減税をやめれば引き下げの財源はできると追及。河村市長は「何とかならんかと思うが均等割り3%下げたことで理解いただきたい」と答えるにとどまりました。

 

非情な市債権管理計画
生活再建のための親身な取り組みを

市民税や国保料の滞納が増えるなか、市税事務所が生活に応じて分納していた人に「一括で払え」と問答無用で迫った事例も寄せられています。こうした中、市は、債権回収組織をつくるなどの未収金圧縮のための債権管理計画を策定しようとしています。

くれまつ議員は「市税も国保料も、この不況で払えない市民が増えている。債権回収組織をつくって、強制的な取り立てを行うのではなく、生活再建の取り組みこそ必要」と質問。

副市長は「期限までに納めることができない人には所得や生活状況を聴いて対応する」と答えました。

くれまつ議員は、債権管理計画の対象となっている母子寡婦福祉資金について「母子家庭の収入は、一般家庭の4割しかなく苦しい。支払いが困難な方へは債権放棄も含めて対応を」と求めました。市は「返還可能かどうか調査し適切に対応する」と答えました。

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