日本共産党名古屋市議会議員団Webサイト
2010年6月4日発行

保育園待機児童数が3年連続で増加
認可保育所建設で待機児童の解消を!

名古屋市子ども青少年局は6月4日、2010年4月1日現在の保育所待機児童数を発表しました。

待機児童数は598人と3年連続で増加しています。今年度は、保育所を4カ所新設するなどを予定していますが、待機児数増加に追いついていません。

区別にみると、引き続き緑区が最多で167人。一方、守山区は保育園整備などにより待機児は減少しましたが、依然として待機児数は高水準です。また、名東区、西区などでの増加が目立っています。

教育子ども委員会のかとう典子議員は「昨年は、保育所の新設もありましたが、かなり無理な定員超過入所で枠を拡大しました。しかし待機児童は解消されるどころか増加しており、保育需要は増加の一途をたどっています。これ以上の定員超過入所による枠拡大は不可能で、安心して子どもを預けられる認可保育所の抜本的な増設が必要です」と語っています。

区別待機児童数(単位:人)

区分 2010年度待機児童数 2009年度
0歳 1歳 2歳 3歳 4歳 5歳 待機児数 増減
千種 4 24 15 3     46 37 9
  13 5 1     19 21 △2
10 20 17 10 1   58 52 6
西 10 25 16 2     53 42 11
中村 1 3 1       5 1 4
  15 7   2 1 25 17 8
昭和   6 3       9 8 1
瑞穂   4         4 0 4
熱田   1     1   2 0 2
中川   11 16 1     28 24 4
  7 3 1     11 13 △2
    1       1 7 △6
守山 6 32 33 5     76 139 △63
21 61 43 40 2   167 161 6
名東 9 31 22 3     65 38 27
天白 1 11 8 9     29 35 △6
合計 62
(10.4%)
264
(44.1%)
190
(31.8%)
77
(12.9%)
4
(0.7%)
1
(0.2%)
598 595 3
参考
2009年度 48
(8.1%)
275
(46.2%)
187
(31.4%)
80
(13.4%)
4
(0.7%)
1
(0.2%)
595    

 

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