10月22日　総務環境委員会
梅原紀美子副委員長　くれまつ順子議員

中期戦略ビジョン（案）
福祉充実の願いに応えていない

市は「中期戦略ビジョン（仮称）中間案」を発表し、11月14日から1月12日にかけて各区一回のタウンミーティングを行います。

今回の「ビジョン（案）」は名古屋市基本構想のもと、「概ね10年先将来を見据えつつ」も2009年度から2012年度までの4年間が計画期間とされています。市民アンケート、市長マニフェスト、長期展望をもとに45の施策にまとめます。市民アンケートでは「課題の重要度」で「介護」1位、「医療」が2位でしたが、ビジョン（案）には福祉削減をすすめる「行政改革の断行」や「減税」がしっかり盛り込まれています。市民に十分受け入れられていない「地域委員会（仮称）」は「都市運営の視点」の筆頭項目です。また、「名古屋アイデンティティの確立」として「サムライ・ナゴヤを独自の魅力に」と打ち出しています。

くれまつ議員は「2010計画の到達を踏まえ、市民参加で時間をかけて長期計画をつくるべきだ」「市長のマニフェストについても意見を聞くべきだ」と主張しました。

地域委員会
説明会に参加しましょう

名古屋市は地域委員会（仮称）について市民説明会を開催することを発表しました。河村たかし市長も出席して「地域委員会（仮称）のモデル実施（案）の説明」と質疑応答が行われます。

どの会場も同じ内容でどの区に参加してもかまいません。参加を希望される方は、当日、直接会場へお出かけ下さい。