日本共産党名古屋市議会議員団Webサイト
2009年7月23日発行

党市議団が申し入れ(7月22日)
自衛艦(護衛艦おおなみ)の入港拒否を


名港管理組合に申し入れるわしの恵子議員(中央)と山口きよあき議員(左)

海上自衛隊の護衛艦「おおなみ」が7月25日〜27日に名古屋港ガーデンふ頭に入港、一般公開されることが判明しました。日本共産党名古屋市議団は7月22日、名古屋港管理組合に入港拒否の申し入れを行いました。

同艦は1月に続く2度目の入港です。自衛艦合計では今年に入って4回目、8隻目です。客船「にっぽん丸」がガーデンふ頭に接岸することから、自衛艦は水族館南側に接岸して一般公開されます。夏休みの子どもたちへの教育上の観点からも、また平和な国際貿易港をめざす立場からも相容れず、名古屋港の軍事利用を許してはならないと厳しく批判しました。

自衛艦の名古屋港入港に関する申し入れ

2009年7月22日

名古屋港管理組合
管理者 神田真秋様

日本共産党名古屋市会議員団
団長 わしの恵子

海上自衛隊の護衛艦「おおなみ」が7月25日から27日まで名古屋港に入港し、2日間にわたり一般公開を行う予定と公表された。

名古屋港には、今年1月にも護衛艦が入港し、2月及び4月には複数隻の掃海艇の入港が続いた。2009年に入り名古屋港への自衛艦入港は今回の入港を含めて計4回、8隻となる。

海賊対策を口実にした海上自衛隊のソマリア沖への派兵強行や、また北朝鮮問題での過剰とも思える軍事的対応など、平和憲法をないがしろにする動きが目立つなかでの、商業港への軍艦入港は認めるわけにはいかない。

管理組合からは、軍艦の入港についても一般の船舶と同様に対応する、という見解が示されているが、軍港でもない名古屋港に自衛艦がわざわざ寄港する必然性はない。管理組合は毅然として軍艦の入港目的を問いただし、必要性が認められないものは拒否すべきである。名古屋港入港の既成事実を積み上げるためだけが目的ならば、入港を認める理由にはならない。

港湾の安全保持の観点からも民間商業港への軍艦入港は拒否すべきである。港湾管理者は商業港としての管理運営にこそ力を集中すべき時である。

しかも今回の入港は、子どもたちもたくさん訪れる夏休み中のガーデンふ頭・水族館隣接の岸壁を使用して「一般公開」を行うというものであり、子どもたちの教育上の観点からも大いに問題があると指摘せざるをえない。

衆議院が解散し、政権の行方も不透明ないまだからこそ、あらためて憲法と地方自治の原則を踏まえた対応が大切である。自衛艦の名古屋港入港を許可したことについて、強く抗議をするとともに、下記のとおり申し入れる。

  1. 自衛艦の入港は毅然として拒否をすること。あわせて子どもたちも大勢訪れる夏休み期間中に、自衛隊の勧誘と宣伝につながる「一般公開」を実施させないこと。
  2. 「平和港湾宣言」など名古屋港を軍事利用させない意思を表明すること。
たかなみ型護衛艦 おおなみ
(艦番号 111)
長さ×幅×吃水 151m×17.4m×5.3m
基準排水量 4,650トン
ガスタービン 4基2軸
馬力・速力 60,000PS・30kt
定員 175名
竣工 2003.3.13
主要兵装 127mm単装速射砲 1門 
ファランクスCIWS 2基
90式艦対艦誘導弾(SSM-1B)4連装発射筒 2基
Mk41VLSミサイル 32セル
3連装短魚雷発射管(HOS-302) 2基