日本共産党名古屋市議会議員団Webサイト
2009年5月22日発行

「放課後子どもプランモデル事業」で
市議団が緊急の申し入れ(5月21日)
プランの抜本的見直しと、学童保育への助成拡充を

子ども青少年局長(左手前)に申し入れる党市議団
子ども青少年局長(左手前)に申し入れる党市議団

河村たかし市長が放課後子どもプランモデル事業に民間参入促進を表明したと報じられました(5月21日「中日」)。これを受けて日本共産党名古屋市議団は5月21日、「名古屋市放課後子どもプラン」について市長に申し入れを行い、民間参入の促進以前にプランそのものの抜本見直しを行うこと、および学童保育への助成拡充や利用料引き下げを要求しました。また放課後子どもプランモデル事業にたいする日本共産党の見解を参考として市長に渡しました。


「名古屋市放課後子どもプランモデル事業」についての申し入れ

2009年5月21日

名古屋市長 河村たかし様

日本共産党名古屋市議団 団長 わしの恵子

前松原市政がすすめてきた「名古屋市放課後子どもプラン」は、昼間保護者が就労等でいない留守家庭児童のための学童保育と、すべての子どもの体験や交流などの場であるトワイライトスクールという目的も役割も違う2つの事業を強引に一本化しようとするもので、市民からも不安や批判の声が多くあります。日本共産党名古屋市議団は、異なる事業の一元化ではなく、それぞれの事業を充実させるようプランの抜本的見直しを求めています。

報道によれば、市長は「放課後子どもプランモデル事業」の実施が市外郭団体である教育スポーツ振興事業団に一括委託されていることに疑問を呈し、「民間参入を促す考えを示した」とされていますが、実施主体を問題にする以前に、弊害の多いプラン自体を見直すことが必要です。

以上の立場から下記の項目について強く要望します。

  1. 学童保育とトワイライトスクールを一体化する「名古屋市放課後子どもプランモデル事業」を抜本的に見直すこと
  2. 学童保育の利用料(月平均1万7〜8千円)を大幅に引き下げ、5000円程度に抑えられるように、緊急に助成拡充・利用料補助を行うこと

 

本丸御殿の工事凍結を
党市議団が現地を調査

市民討論会で意見を出そう

日本共産党名古屋市議団は5月21日、本丸御殿復元のの工事現場を調査し、現地の「復元工事見学コーナー」も訪れました。現状は、もともとの御殿の礎石を保護するために砂をかぶせコンクリートで覆われた状態です。建設工事はまだこれからです。

6月14日には市民討論会も計画され、討論者は6月1日、聴講者は8日が申し込み締め切りです。暮らしが大変な今、何を優先すべきかを考えるときです。

08年5月22日、市議団は徳山ダム・導水路を視察
本丸御殿の建設現場を調査する党市議団。右は見学コーナーの説明パネル。