日本共産党名古屋市議会議員団Webサイト
2009年2月27日発行

党市議団が申し入れ(2月27日)
自衛艦(掃海艇3隻)の入港拒否を

申し入れを行う市議団(2月27日)

海上自衛隊の掃海艇「すがしま」など3隻が2月27日〜3月1日に名古屋港ガーデンふ頭に入港することが判明し、日本共産党名古屋市議団は2月27日、名古屋港管理組合に入港拒否の申し入れを行いました。

今回は一般公開もなされず、市民に知らされないまま入港します。軍艦入港の既成事実を積み重ねることは、平和な国際貿易港としての名古屋港を目指す立場からも相容れず、名古屋港の軍事利用を許してはならないと厳しく批判しました。

 

自衛艦の名古屋港入港に関する申し入れ

2009年2月27日

名古屋港管理組合管理者 神田真秋様

日本共産党名古屋市議団 団長 わしの恵子

海上自衛隊の掃海艇「すがしま」「のとじま」「つのじま」の3隻が2月27日から3月1日まで名古屋港に入港する。入港目的は、乗組員の休養及び補給ということだが、軍港ではない名古屋港に、わざわざ寄港する必然性はない。

名古屋港には、今年1月にも2隻の護衛艦が入港したばかりであり、あいつぐ軍艦の入港は、名古屋港の軍事利用を進めるために既成事実の積み上げを狙うものと指摘せざるをえない。

管理組合からは、軍艦の入港についても一般の船舶と同様に対応する、という見解が示されているが、軍艦と一般船舶では、その性格が根本的に違い、港湾の安全を保持する観点などから、軍艦の入港許可を決定する際には、政治的な判断が伴うのが当然である。

今回の入港のように、訓練からの帰還途中の寄港で一般公開もないので自衛隊からの広報もない、とすれば、軍艦の入港が管理組合議会議員にも市民県民にも知らされないまま、日常化しかねない。

名古屋港は平和な商業港であって軍港ではない。現在は深刻な経済状況の下、商業港としての発展そのものが深刻な危機を迎えている時でもある。港湾管理者は、軍艦入港を毅然として拒否し、商業港としての名古屋港の管理運営にこそ全力を注ぐべきである。

港湾管理者が、自衛艦の名古屋港への入港とガーデンふ頭への接岸を許可したことについて、強く抗議をするとともに、下記のとおり申し入れる。

  1. 港湾管理者は名古屋港の軍事利用につながる自衛艦の入港を毅然として拒否すること。
  2. 港湾管理者が入手した自衛艦をはじめ軍艦の入港に関する情報については、速やかに名古屋港管理組合議会議員に提供すると共に、市民県民へも広報すること。
やえやま型掃海艇 すがしま
(艦番号681)

ペルシャ湾派遣経験から、イギリス海軍のサンダウン級掃海艇を参考として建造された木造掃海艇。感応掃海具としてオーストラリア製DYAD(ダイヤード/磁気)やPNM(音響)を採用し、母艦または基地より曳航する。掃海目的を兼ねた固定武装として20mm機関砲を前甲板に装備。その他、水中放射雑音の低減の為、発電機を上甲板に装備し、機雷掃討の際には電気推進へ切換えが行える。

のとじま
(艦番号682)
つのしま
(艦番号683)
竣工 1999年3月16日〜2000年3月13日
主要寸法
(長さ、幅、深さ、喫水)
54m×9.4m×4.2m×3.0m
基準排水量 510t
定員 45名
主機械 ディーゼル2基2軸
馬力 1,800PS
速力 14kt
主要兵装 20ミリ機関砲×1、掃海装置一式