9月議会　議案質議　かとう典子議員

子どもの医療費
08年１月から、小学校卒業まで入院
無料になり、所得制限がなくなります
中学校卒業まで入通院とも早急に実現を

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9月20日、かとう典子議員は本会議の議案質議に立ち、市長の姿勢をただしました。

市民の運動で大きく前進

今議会に、来年1月から所得制限の撤廃と、入院費無料を小学校6年生まで拡大とする条例案と補正予算が提案されました。これまで、子どもを持つ親たちは、子どもがいつでも安心して医療にかかれるように願い、「子どもの医療費無料化」の運動を大きく広げてきました。そして、先の6月議会でも、かとう典子議員が「子どもの医療費無料制度の所得制限撤廃と入院・通院とも中学校卒業まで拡大を」と質問してきました。

請願の採択に全力をつくした日本共産党

市独自の子育て支援の施策として、1973年1月から「0歳児の無料化」が始まりましたが、この間、充実・拡大を求める請願が何度となく出され、わが党は紹介議員となって採択を求めて奮闘してきました。

中学校卒業まで拡大を

来年4月から、国は3歳から就学前までの医療費を、3割負担から2割負担に軽減、愛知県は、通院は就学前まで、入院では中学校卒業まで医療費を無料にする方針です。かとう議員は「国や県の補助制度が拡大すれば、市の子どもの医療制度はもっと拡大できる」と指摘し、愛知県下では、大府市、弥富市、安城市、豊田市、日進市、岡崎市、刈谷市などが中学校卒業まで、入通院とも無料にする動きであることを紹介し、「入院、通院とも中学校卒業まで拡大を」と要求しました。

新年度予算編成で検討（市長）

市長は「子育て支援をいっそう推進する必要がある。今後の拡大は、財政状況や国の医療制度改革、愛知県の動向を踏まえ、平成20年度予算編成を進める中で、鋭意検討する」と答えました。