葛飾区の多子世帯の給食費援助制度について調査

東京都葛飾区では、2013年度から葛飾区内の小中学校に在籍している子どもが3人以上いる家庭に対して、3人目以降の子どもの給食費無料化を実施しています。田口一登議員と山口清明議員は葛飾区役所を訪れ、日本共産党の中村区議、おりさか区議と一緒に、葛飾区教育委員会の学務課長と話し合いを行いました。

区教委の担当者は、「給食費は保護者の負担の中でウェイトが高い。できる限り負担を軽減しようという思いで実施している。家庭での食のバランスが難しい今日、給食の栄養は子どもにとって大事、食育のなかで給食は重要性が高い。」と話しました。

共産党区議団は「給食費補助を受けている児童生徒は、就学援助を受けている子どもは除かれるので700人弱、全児童生徒の2%強と少ないが、給食費無償化に向けて風穴が開いた。次は第2子への拡大を求めている」と奮闘中です。

対象者のリストアップについて質問すると、市教委の担当者は「住民基本台帳ネットワークと教委の学務課システムが連動しているので、リアルタイムで抽出できる」と回答。
「対象の保護者には通知で知らせ、教育委から学校に直接支払っている。この方が事務も簡素化でき、手数料なども軽減できる。」と説明しました。

名古屋で小学校給食無料化は約40億円。名古屋にも風穴をあけられるようがんばります。